| 黄義逹・楽之路〜音楽小王子〜...Play.VOL.74.掲載 | ||
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音楽之路〜音楽の道〜
15歳以前のYiDAは勉強が大嫌い。音楽も聴かず、理想も目標もなく、未来に対しても漠然としていた。 しかし、姉の恋人からギターをもらって以来、知らぬ間に音楽が彼の中に入ってきた。それから、彼の生命は音楽によって変えられ、未来は音楽によって希望に満ち、夢は音楽で実現しようとしていた。 身近にいる同級生は勉強に専念し、進学という目標に向かって努力している時、勉強嫌いのYiDAはそれを放棄することに決めた。 毎日学校が終わると、ギタリスト兼ボーカル、その後加わったベーシストと一緒に音楽を楽しんだ。 YiDAはバックギターを担当し、3人は創作活動を始めた。 しばらくすると、彼らはバンドを組もうと決め、あちこちにチラシを配ってドラマーを探した。 何度も通って探した後、ついに自分たちのバンドにぴったりなドラマーを探し当て、「黒暗界」というバンドを結成した。 しかし、その当時シンガポールではバンドの成長には限界があり、4人の若者は自分たちのCDを発売しようとは思わなかった。 ただ単純に、理想のための創作活動をし、心の中にある音楽の夢のために努力した。 |
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吉他之路〜ギターの道〜
ギターはYiDAにとって作曲活動の源だけでなく、音楽においてのよきパートナーで、さらに生命の原動力である。 きちんとした音楽の教育を受けてなかったYiDAは夢のために、独自にYAMAHA音楽教室に通った。しかし、ギターで作曲活動をするためのギターコードを習うだけで充分だったので、数回しか通わなかった。 その後、蒼白で病弱な16歳の少年は正当な学校教育から離れ、一本のギターを背負い「李偲菘、李偉菘・音楽教室」の門に着いた。 そして、大きな声で「僕は音楽が学びたいんだ!」と、叫んだ。 以来、厳格な師匠の訓練のもと、本格的に苦しい音楽への旅が始まったのである。 |
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鋼琴之路〜ピアノの道〜
同期のクラスメイトは、みんなピアノで創作活動を始めた。 音楽的背景もなく、古典音楽の基礎もない、ギターでしか作曲活動ができないYiDAにとって、授業の雰囲気は、なんだか肌に合わないものであった。 自分の気持ちを表現することが苦手な彼は、孤立無援の状況の中で、突然一年失踪することに決めた。しかも、持っていた携帯電話の番号を全て変え、外との連絡を絶った。全ては身をひそめてピアノの練習をするために!! その一年で、YiDAは生まれつきの「耳のよさ」を頼りに、イヤホンで音楽を聴きながらピアノを弾いた。左手の練習が終わると、右手に変え、上手になると、両手の練習をした。ピアノで作曲が出来るまで、その練習はずっと続いた。 そして、再び学校に戻ってきた。YiDAが教室に現れてピアノを弾き始めた時、同級生たちは彼の音楽の才能に驚きを隠せなかった。 先生は冗談半分で「奴がやっと戻ってきたぞ」と言った。 |
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創作之路〜作曲の道〜
作曲とは、YiDAにとって突然悟ったようなものだった。理由はなく原因もない。説明しようがないものだ。 15歳から作曲を始めて丸9年になる。YiDAは初めのころ、五線譜が全くわからなかったし、録音機械など何もなく、ただ人より優れた記憶力によって頭の中でひらめいた音楽を、きわめて煩雑な方法で頭の中に貯めておく。それから貯めておいた音符を並べて一定の形を作り、一曲の完成した楽曲にする。 話すことがあまり好きではないYiDAは、自分の考えをうまく表現することもできるわけではない。 彼の頭の中は、いつでも作曲のことでいっぱいで、話す時間もなく、気が付かないうちに作曲のことを考えてしまう。 なので、生活の中のどんな場面でも、例えばMRTの扉が閉まるビーという音や、路上の恋人同士のけんか、地下鉄の列車がホームに入るときの音でさえ、すべてが彼の作曲活動の源である。 彼の音楽範囲はかなり幅が広く、R&B、ROCK、田舎やアフリカの音楽でさえ、すべて学ぶ対象である。 彼はよく、自分の嫌いな音楽を聞くようにしている。いくら下手な音楽でもそれなりのよさがあり、そうでなければ、その音楽がCDになることはないと信じているからである。 その考えのおかげで、YiDAの作曲活動の幅はもっと広がり、ルールというものにこだわらなくなった。それと同時に、現代人のプレッシャーも大きいとわかった。だからこそ自分の音楽ジャンルにこだわらない、個性を生かして創った音楽をすべての傷ついた魂に届け、壊れている心を癒してあげたいと望んでいる。 |
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歌唱之路〜歌の道〜
歌手になろうとは思っていなかったYiDAは最初のバンドの時、ボーカルがひたすらにギターの演奏に傾倒したため、彼に歌うチャンスができた。 でも、その時は自分の歌声に自信がなかったし、歌うのが嫌いだったとYiDAは笑いながら言った。 テープの中の自分の声を聞くとやはり気持ちが悪くなり、さらに多くの友人たちは懸命に「もう歌わないほうがいいよ」と忠告してくれた。 音楽教室に入って、音楽機械で録音した鼻歌や歌のデモテープを聴いた先生から歌う技術を指導された。以来、その技術はかすれっぽいながらも、爆発的な潜在力を秘めている彼の歌声にもっと素晴らしく、もっと独特な魅力を与えてくれた。 |
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發片之路〜デビューの道〜
徴兵の期間であれ、先生は相変わらず彼に創作楽曲を求めるのをやめなかった。 しかも予定通りに宿題を提出するよう求められていたので、YiDAにとって創作活動とは途切れたことのないものである。 ある偶然のチャンスが彼にめぐって来た。着慣れない警察の制服を着て、何の準備もできてない状況の中、意外にもレコード会社から選ばれ、CD発売の契約を交わした。 CD発売前、レコード会社と李偲菘、李偉菘は、YiDAの音楽作品の調整や評価をやめずに続けていた。 1年が経過し、また5ヶ月のデビュー準備のあと、自分の作品6曲と、厳選された"孫燕姿"を含む有名な作詞作曲家が創作した4曲とともに、音楽の境界を越えて、音楽界にかつてなかった新しいタイプの音楽を注ぐことに成功した。 初めてのCDアルバムに、YiDAは自分で75点の点数をつけた。彼は芸能人になる前に、世間のいろんな視線や、各業界からの批判の声、それに自由を失う可能性などに対して「心の準備はもうしてある」と素直に話した。 それに「すべての人に満足できる音楽は創れないまでも、絶対みんなの期待を裏切らない」と誓った。 音楽に対して無限の将来性がある若い王子―黄義達。 極端に違うタイプの音楽が反発しあいながらの創作活動、YiDAしか持っていないこの音楽の道を出発しようとしている。 さぁ、あなたも準備できた? 翻訳:しづやんさん。どうもありがとうございました! Don't copy....文章の無断転載厳禁。2004/08/12 |
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